読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Amazon恐るべし

Web2.0 書店

ソースが日経だからフライングや真偽が定かでない可能性もあるが、アマゾンが取次を介さず出版社との直接取引きになるらしい。アマゾン、取次ぎを中抜き: 裏紙を見ればその凄さがよーく判るが、超概略的かつ定量的な話をしたい。

取次というのは平たく言えば「本の問屋さん」だが、書店は取次から定価の70%代の「正味率」で本を仕入れてくる。正味率は取次(日販とかトーハンとか大阪屋とか)によって違う。回転のいい書店と悪い書店でも違うかもしれない。書店は20%代のマージンの中から従業員の給料や店の賃料を払っている。

よほどの大型書店で無い限り取次の言うことは絶対であり、正味率など大半の書店にとっては取次の言い値で決まっているであろう。(直接は知らないので想像だけど。)

取次がどの程度のマージンを取っているのか知らないが、それなりの利益率を取っているの思われる。(ここもやはり想像) そうでなければ取次が持つ本の流通のためのインフラを維持できないだろう。どの取次も膨大な品種の在庫ための倉庫と、注文・返品・配送のためのITシステム(たぶんメインフレーム)を持っていて、それ自体にもカネがかかるがそれをまわす人件費にもそうとうカネがかかるだろう。

その取次のマージンが無くなるのだ。アマゾンが抜けるマージンは数%から十数%、もしかしたら20%も多くなりそう。AMZN: Summary for Amazon.com, Inc.- Yahoo! FinanceのPERが60.96倍というのもうなずける。アマゾンの中で日本市場の割合がどの程度あるのか不明だが、このPERはこのニュースをまだ織り込んでいない気がする。

このニュースの影響を考えてみる。

  • ほとんどの書店:アマゾンがよりいっそう手ごわくなる。書店の淘汰が加速しそう。
  • 書店関連業務アプリのベンダー:中小の書店の淘汰に伴い仕事が減るが、大型書店が対抗のために新規案件があるかも。弱含み。
  • アフィリエイター:在庫状況が改善しそう。アフィリエイト報酬が良くなるかも。(←妄想)

小飼弾さん、ウハウハですねw

アマゾンって、Web2.0で最もリアル社会に影響を与えている例になりそうです。

#後の方はぜんぜん定量的でないや。orz