Trac Lightning-2.0.4のインストールの覚書

いつの間にか2.0.4まで上がってる。All in one tracリポジトリもいるのに…

1.6.1のときのはこちらを参照。

まとまった説明はこちらにあります。個人的にはガントチャートとカレンダーが凄いと思う。

インストールの前に

Trac LightningのインストーラにはApacheのポート番号を変更する機能が無い。*1 それゆえ、IIS使ってたら停めておかないとまずそう。*2 まぁ、IISなひとは普通はVSS使うんだろうなー。

C:\>iisreset -stop

停止しようとしています...
インターネット サービスの停止に成功しました

C:\>

インストールが終わったら

ポート番号80以外で運用する人はインストーラは「後で手動で再起動(N)」を選ぶと無駄な再起動が1回省けます。

ディフォルトのインストール先を選ぶと、httpd.confは

C:\TracLight\CollabNetSVN\httpd\conf\httpd.conf

に作成されます。(私の場合は)ポート80はIIS様のために空けておかないといけないので、httpd.confを書き換えて好きな番号に変更します。このバージョンでは53行目付近です。

#
# Listen: Allows you to bind Apache to specific IP addresses and/or
# ports, instead of the default. See also the <VirtualHost>
# directive.
#
# Change this to Listen on specific IP addresses as shown below to 
# prevent Apache from glomming onto all bound IP addresses (0.0.0.0)
#
#Listen 12.34.56.78:80
Listen 8000 # CHANGE HERE!

1.6.1のときの環境変数問題は

解決しているようです。普通にスタートメニューからTrac→サービスのインストールでサービス化できます。

新規プロジェクトの作成は

スタートメニューからTracコマンドプロンプトコマンドプロンプトが開きますので、

C:\TracLight\bin>create-project.bat <MyProject>

とか入力します。WindowsXPとかだとコマンドライン補完が効いているので、"cre"とか入力すると楽できます。

アカウントの追加は

http://localhost/ *3 からMyProjectとかの目的のプロジェクトを開きます。ログインをクリックしてadminでログインし、管理メニュー→AccountsのUsers→External UsersのAdd external userで必要な情報を入力して追加します。

作成したアカウントでログインしなおすためにログアウトをクリックし、FireFoxの場合はツール(T)→プライバシー情報の消去(P)...からセッション情報をクリアしてもう一度ログインします。

*1:All in one tracみたいにあると楽できるんだけど。

*2:その後IISを停めずにインストールしたけど問題無しでした。

*3:私の場合はhttp://localhost:8000/