超短期的な現プロジェクトの進捗や残業代の損失よりも、子供や国家の成長の機会損失を回避すべき

日本の算数というローカルルールで小学校6年間しか使われない掛け算の定義の扱いなんて

どうでもいいです。

まずはご本尊を確認しておく

小学校学習指導要領解説 算数(1)第1章〜第2章の41ページに

【整数の乗法と除法】
第2学年では,乗法が用いられる場合や計算の意味について理解できるようにする。
例えば,一つ分の大きさを知ってその幾つ分か,または何倍かの大きさを求める計算
として意味付けをしたり,同数累加(加法の繰り返し)によって,その結果を求めた
りする。第2学年では,乗法九九を知り,1位数と1位数の乗法を確実にできるよう
にすることが特に重要である。なお,乗法九九の理解を深めるために,簡単な場合の
2位数と1位数との乗法も扱う。

とある。別にどちらを先に書けとは規定してないぞ*1


それにしてもご本尊のPDFの品質は何だ?未だに20世紀じゃないの?>文部科学省

お祭りの現場

アルファルファのコメントだけど、

1199   学名ナナシ  : 2010年11月13日 01:07  ID: 5Ds6VKbD0
文科省のページで学習指導要領解説の小2を見たら
「乗法は、一つ分の大きさが決まっているときに、
 その幾つ分かに当たる大きさを求める場合に用いられる。
 (中略)一つの大きさの何倍かに当たる大きさを求めることであるといえる。」
とあった。
教科書にだって一つ分の大きさが先で、幾つ分が後としか出てないだろうし
子供がそれの意味を理解できているかをみるテストなら、×で当然なように思うんだけど

うーん、ご本尊の主張と話が違うんだが。。。

1359   学名ナナシ  : 2010年11月14日 22:28  ID: IwIF2oxT0
おまいら、そんなに興味あるなら
"かけ算のしき 小学校 算数科 2年生"
でググってPDF覗いてこい

コレか!>神奈川版:「読解力」向上のためのガイドブック 小学校 算数科 2年生 かけ算のしき


コレって文部科学省官僚的には、憲法に逆らってどこぞの村で違憲な条例を公布したようなもんじゃないの?

百歩譲っても

児童心理学の単位を取った者なら、こうして欲しいよなー↓
小学校教師ならば取ってるのがディフォルトだよねー。


結論としては

修了の頃(2000年新卒入社組)を思い返してみると、工学部ではなんとか内定貰えてましたが、教育学部では内定貰えなくて涙目な人がそれなりに居ました*2。つまりはそういう事です。

貧乏で公立小学校にしか行かせてあげれない貧乏クラスタは、超短期的な現プロジェクトの進捗や残業代の損失よりも子供や国家の成長の機会損失を回避すべく、
家庭訪問や授業参観の時には教師をよーくチェックしておいたほうが良いですよ!*3

*1:それって、要件定義書でループのカウンタ変数にiを使えと書くようなもんかも知れんけど。

*2:いちおー、国立大です。

*3:自分の年金のためにもww